芯まで腐ってる

もうとっくの昔にダークサイド

サラリーマンになるってのは社会勉強するにはとても良い環境

新卒でフリーランスやるぞって人がたくさんいるのでちょっとサラリーマンになるメリットについても書いとこうと思う。

 

会社が資格取得の補助をしてくれる

 

色々な資格があるが資格をとると資格手当が出たり、申請すると資格を取るためにかかった受験費用を経費から支払ってくれたりする。

 

私の場合もIT企業で働いていたのだが情報関連の資格を取るとそういった手当が支給された。基本情報とか応用情報とかオラクルマスターとかの資格取得で支給されるが私は一番雑魚なITパスポートしか取らなかった。雑魚過ぎて一応受験費用は出してもらえたものの資格手当はないw(資格勉強前日に参考書半分だけとか舐めた勉強で8割取れる雑魚資格なんて持ってても意味ないからな)

 

こういう資格を自分のモチベーションだけで取ろうと言う気にあんまりならないと思う。たぶんフリーランスになると余計に何の意味もないのでまず取らない。

 

資格があれば多分再就職する時にちょっとぐらいは役に立つような気もする。(ITパスポートレベルでは無意味だが・・・)

私の友人は不動産関係の会社で働いている時に会社から手当が出るということで宅建の資格を取っていた。今は全く関係ないメーカーに転職して使っていないらしいがもしも最悪クビになっても宅建さえあれば不動産関係の会社にすぐ再就職できるだろう。

 

会社の回りにいる人が皆先生

 

私は全くド素人でプログラミングなんて全く知らずにIT企業に入ったわけだがまぁ何もわからない。こんなシステム作ってって仕様書渡されてもやり方全然わかりません。

 

そんな時に気軽に回りにいる人に聞いてめんどくさがられながらも教えてもらえるのが最高の環境。

 

ぶっちゃけ素人のやるプログラミングなんてマジで糞みたいなバグだらけで例えばform(フォーム)ってやるべきところをfromとかいうスペルミスしてプログラムが動かないとかそんなんばっか。でも回りにいる人はそういう初歩的なミスでも真剣に教えてくれてプログラミングがすぐにわかるようになった。

 

私の場合プログラミングが好きだったわけでもなくただこれからの時代プログラミングが武器になるんじゃないだろうか?という安易な考えでIT企業に入ればプログラミングの勉強できて給料もらえて超ラッキーって感じで入ったのでマジで辛かった。

 

プログラミングほど適性を問う仕事はないと思うくらい脳みそが潰れそうなぐらい辛い仕事だった。あれ独学でやろうとしてたら1000%無理だった。ループとかインクリメントとかその辺で屍となっていただろう・・・。今ではトランザクションだってできるんだよ!(誇れることではない)

まぁ一通り問い合わせフォームとかカレンダー予約システムぐらいならPHPかドットネット使って作れる感じにはなっている。

 

会社という物を知れる

 

会社のお金の流れを見ると面白い。私が一ヶ月かけて作った帳票管理システムを例にするとまず、200万円で受注した仕事を上司のPMが仕様書作成して私にプログラミングさせる。そしてバグチェックして納品。検収報告が来たら請求書発行して仕事完了。

 

大体人月で工数管理して大体50万円ぐらいで作られる。粗利がとてもデカイのがIT企業の特徴。基本的に人件費しかかからないので(サーバーなどは除く)がっぽり稼げる。

 

ただ、予期せぬバグが出まくるシステムだったりした場合とんでもない無駄な工数が発生しまくり下手すると赤字になる。初めてのお客さんだったりすると戻しがやたら発生して最初の仕様とぜんぜん違うものになってきたりしてわけわからなくなってくるからだ。

 

そんな時に赤字になっても大丈夫なように社員は自分の給料の倍以上の額の仕事をしなくちゃならない。

 

そして決算で売掛金とか色々計算して結構余ったら内部留保したり、決算賞与として社員に配分されたりする。私の会社の場合賞与は税金が高いからという理由で寿司職人を呼んでパーティーをしてくれたりした。

 

こんな感じでお金の流れを見る事ができると自分がフリーランスになった時にどれ位稼げば安心して暮らすことが出来るかの大体の予測ができるようになる。

 

自分の工数を一人日で3万と考えておかなくては最終的にお金が足らなくなって破産してしまいそうだなとかの計算が出来てないとフリーランスはやっていけない。そういう勉強も会社でできる。

 

サラリーマンは社会勉強にちょうどいいのまとめ

 

フリーランスとして働くのもいいと思うがサラリーマン生活で勉強してからのほうがフリーランスの仕事の幅がだいぶ広がっていいと思うなって話でした。