よくブロガーは楽して金を稼いでるみたいな見方をする人がいてなんか低く見られているような気がするのでちょっとここで説明をしておこう。
ブロガーのやってること
ブロガーが記事を書くためにやってることをまとめるとこうだ。
1.今流行ってることとかを調べる
本屋に行って雑誌コーナーで立ち読みしたり、その中で気になった本を買って帰って家で読んだりして情報を集める。
他にもチャンネル登録者数が急増しているYouTuberの動画をチェックしたりテレビのお笑い番組や情報番組をチェックする。
2.集めてきた情報を整理して自分の経験や意見を加えてブログにする
集めてきた情報をそのまま書くのだったら誰でもできる。重要なのは自分の経験や自分の考えていることなどを加味してブログを書くところ。ブログでいちばん大事なのはその人間にしかかけない記事を書くことだと思っている。
3.アクセス数をチェック
どんな記事を書いたら読まれるのか?そしてどんな記事なら商品が売れたりアドセンスのクリック単価が高いのか?をチェックすることで稼げるお金が変わってくる。
ただの日記では全く稼げない。金融商品について詳しく調べたり、美容やダイエットの記事を書くことで単価が上がってくる。
4.読まれている記事の関連記事を増やしたりする
自分の書きたい記事だけでは食っていけないので別に書きたい記事じゃない記事だけど稼げる記事を書く。Amazonのプライム会員になるとお得ですよとか適職診断を利用して自分の適職を探そう!とかの記事は金目的以外の何者でもない。
ブロガーの仕事はこんな感じである。苦労しているようには見えないけどぶっちゃけアップダウンがえげつないぐらいひどくて精神的に相当苦労している。
どんな記事を書けばいいのか全くわからなくなったり、受けると思った記事が全く受けずに低迷したり、アフィリエイトが全く空回りで全然稼げなかったり。
はっきり言うがサラリーマンみたいに自動的に仕事をもらえる状況のほうが100%楽!サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだって植木等が言ってた通りだよ。給料が安くてもコーディングしてた時のほうがホント楽だった。ブロガーになって気づく・・・。
その他の楽して稼いでるふうな職業
デザイナー
この前も奈良のイベントロゴが500万円とかでデザイン料高すぎ!ってなってたけどデザインの価格がやたら高く感じる。
ただ、そのレベルに達するまでには美大を出て色んなコンテストに応募してひたすら下積み時代を経てブラックな労働環境に耐えてその結果到達することができる極一部の人間の単価がその単価になるわけで適正な額だと言える。
プロ野球選手が何億の年俸をもらっているのと同じことなのだ。
俺でも書けそうなデザインだなとか思うこともあるが素人が150キロの球を打てないのと同様、デザインもプロにしかできない領域がある。
東京オリンピックのロゴも地味だなとか思うがあれは色盲であったり目の不自由なひとでも認識できる点に配慮された非常によく出来たロゴなのだ。一般人はそんなところまで配慮できるだろうか?
他にも黄金比や白銀比などデザインの基礎となる知識を学んだ人間にしか作れないものだからこそデザイン料は高くなるのである。
マクドナルドの原価
マクドナルドの商品はとても原価が安い。コーラなんて一杯数円というレベルである。なのにセットで頼むと500円以上で原価率は20%程度と考えるとボッタクリのような気がする。
私も昔はそう思っていた。ただ、マクドナルドは本当は飲食店ではなく不動産業なのである。
どういう意味かというとお昼休憩の時間や学校の帰りにマクドナルドを利用して席という不動産を1時間程度レンタルしている賃料が飲食費に上乗せされているという意味で不動産なのだ。
外だと寒いとか暑いときに快適な店内の空間をレンタルしているから原価率が低くてもお客さんはマクドナルドを利用する。
他にも喫茶店なんてコーヒー一杯500円が普通。原価率なんてとにかく激安である。これも喫茶店という空間のレンタル費用であり不動産業なのである。
まとめ
世の中の物の値段というのは経済において常に適正になっていて高すぎれば売れないし、安すぎると殺到する。
転売屋がチケットを30万円とかでぼったくっても買う人間がいるから成立する。もしも買い占めて誰も買わなければたちまち営業できなくなる。
高すぎるとか思った時は裏側にどんな理由があるのかもう少し深く考えたほうがいいと思う。