飲み屋の女子大生が学園祭で出し物をするんだけど全然ネタを覚えていないって言ってきた。
その女子大生は出し物で漫才をするらしい…。
よりによってなんでド素人がいきなり漫才をするのか?
俺は完全にダダ滑りする未来が見えてしまった。
なので必死でアドバイスをしてみた。
まず、この女子大生がネタを覚えていないというところが絶望的なのであるがそのネタに関してもおそらくそれほど面白いものではないと感じる。
そしてその女子大生がアドバイスを受けているのがお笑いをやっているわけでもない飲み屋のお客さんであることがまたやばい。
アドバイスを受けた内容を聞いてみたのだが漫才中に急におにぎりを二人で食べ始めるというシュールな内容。
漫才中に飯食うってもう誰が突っ込むねん…。まさに片岡鶴太郎とタモリのくだらないボケ合戦であり、間寛平対タモリぐらいグダグダになるのが目に見えている…。
結局漫才はツッコミという笑いのスイッチがないと笑いが起こらない。
フットのノンちゃんがハゲを丸出しにした瞬間「禿げとるやないか!」というツッコミが入って笑いになる。ハゲてるだけだと「うわぁ・・・」という悲鳴で終わる。
千鳥の大吾が「おめぇブチ殺したろうか!」ってボケに対して「お笑いの言葉を使え!」というノブの岡山弁ツッコミがあって初めて笑いになる。ツッコミがなかったら恐ろしいだけじゃ。
ってことで漫才はツッコミ大事。なのに二人で飯食ったら誰が突っ込むんじゃ・・・。
俺からのアドバイスとしては「テレビに出てる人のネタをパクれ」である。
これがプロの漫才師を目指しているやつでM-1一回戦とかの話なら別じゃ。パクリはあかん。
でも文化祭で初めての出し物ならパクってもええ、むしろダダ滑りのクソ滑り芸を見せられるぐらいならコピーでええわ。
ということで、ひたすら簡単そうなネタを真似て一個ぐらい笑いを取れってアドバイスしておいた。
何やかんやでナイナイの岡村も時々流行ってるギャグパクってるしお笑いにはパクリも大事なんよ。
おすすめは今いくよくるよの漫才だけどあれはキャラが大事だから難しいなぁ。
ちなみに俺は華大のネタ「スカートとスピーチは短い方がいい!」ってやつをスピーチ中に使ってダダ滑りしたぞ!こんなに空気が凍りつくとは!ってびっくりしたのを覚えている。
結論としては素人は受けないのが当たり前なので笑いが起きる人は相当才能がある人なので吉本に入れと言いたいね。