芯まで腐ってる

もうとっくの昔にダークサイド

飲み会に行く意味

新入社員の中には飲み会が苦手で飲み会に行きたくないと思っている人が一定数いそうなのでそんな人に届けたい、飲み会にいく意味を書いてみる。

 

飲み会に行ったら積極的におっさんに話しかけろ

 

私はだいたい飲み会では普段あまり話さないおっさんに話しかける。なんなら最長老的なおじいさんの方がいいかもしれない。

 

だいたい人間というのは亀の甲より年の功ということわざを見てもわかるが年を取っている方が経験が豊富。

 

その業界の栄枯盛衰を味わっている可能性が高い。そうなると一つや2つ面白いネタを持っている。

 

私の最近働いていた会社は古い印刷会社だったわけだがその会社の最年長の今年還暦を迎えてアーリーリタイヤ制度を利用して一旦会社を辞めてまた再雇用される予定の人と飲み会で話させてもらった。

 

その人はその会社ですでに35年も働いているということで印刷業界がバブルでものすごかった時の話を聞くことができた。ボーナスが手渡しで封筒が立ったという話は今では考えられない話である。その人の親が土地転がしして高額納税者に名前が載ったとかその時の社長が成金を絵に書いたような人で金色のスーツを着こなし夜の街に夜な夜な消えていたとかマンガやな!ってエピソードばかり。

 

失敗話を聞いてもバブルがすごすぎて休みが全く取れずに嫁に逃げられたとか本当になんか面白い。普段特に面白くもなんともない真面目なおじさんなのだが飲み会では面白い経験談を聞くことが出来るわけである。

 

人間長く生きていれば成功話や失敗話の一つや2つ持っていてそれを聞くだけで飲み会に行く意味はあると思う。人生において経験というものは非常に重要で武器になる。年令を重ねるごとに経験が重要になってきて仕事のパフォーマンスは20代後半から30代がピークになるものの経験を武器に出来ればピークを過ぎた50代60代でもバリバリ仕事が出来て給料も上がり続けたりする。

 

まさにうちの父親が経験だけで飯を食ってる感じで特殊な分野で40年以上経験を積むことが出来たからこそ大学教授がその経験を求めてわざわざ共同開発のお願いをしてくるわけだ。経験という武器は何より強いと思っている。

 

本を読んだりして他人の経験を自分のものにするのも良いが本当に生の経験というものは身近な誰かの経験が一番使えたりする。それが会社の先輩なのである。だからこそ飲み会へ参加して積極的に失敗談や成功談、この仕事を上手くやる方法なんかを聞き出さなければならない。普段仕事をしてるだけでは聞けない面白い経験談を聞けるのが会社の飲み会なのである。