最近、若い人はテレビを見なくなっている。子供の好きなタレントはヒカキンであり、女子高生の好きなタレントは水溜りボンドや東海オンエアなどの様々なYouTuber。
テレビのタレントの影響力は落ち続けていると言えるだろう。
最近、実家に帰って久しぶりにテレビ欄を見たのだが、池上彰と林修ばっかりやんけ!テレビをつけると梅沢富美男に坂上忍ばっかりやんけ!
と、もはやテレビに出ているタレントは老人受けしそうな人間ばかりになっている。うちの父親も池上彰の番組ばっかり見てるし、母親は坂上忍の番組ばっかり見ている。
若者の視聴率を稼ぐよりも老人の視聴率を稼ぐ方が簡単だからだろう。CMにしても見ている層が老人ばかりだからかハズキルーペばっかりかかっている印象を受ける。あとは健康食品やら保険ばっかり。
なぜ流行りに敏感な若者がテレビを見なくなっているのか?
テレビの番組を作る人間は数が決まっていて、YouTubeの動画を作る人間は無限にいるからだろう。
TV番組の数には上限があり、全国ネットで放送されている番組には限りがある。BSやCSもあるがそれでも有限のチャンネル数である。
ということは制作側にも限りがあり、流行るかどうかわからないような番組は作られることなく没になる。
これがYouTubeならどこかの誰かが作った動画がネットにアップされて面白ければ急上昇ランキングに表示されてみんなに見られる動画になる。
全くの無名YouTuberでも作品次第では何億人にも見られる動画を配信することが出来る。
1億総クリエイター時代である。
質が高い番組を作るのはテレビだが、量は圧倒的にYouTubeが多い。
やはり数の力というのは圧倒的で、どれだけ質を高めようがYouTubeは今後もテレビに勝ち続けてしまうと感じる。