芯まで腐ってる

もうとっくの昔にダークサイド

安定出来ないタイプの人間

正直安定できないタイプの人間って一定数存在していると思う。

もしも全ての人間が安定を求めていたら確実に300万年前に人間がアフリカに誕生してから今までアフリカ以外に進出してないからね。

 

なんでわざわざそこに住もうとしたの?ってぐらい厳しい過酷な環境で生きてる人いるやん?カナダとか北極圏で住んでるイヌイットにしても、砂漠で移動しながら生活してるベドウィンにしてもそんな生き方せんでも良くない?って生き方をしている。

もしもアフリカに住んでたらそれなりに安定した生活を送れたはずだ。よしんば希望を持って他の場所に行くにしても北極圏に住むとか訳わからない。冬死ぬかもしれんやん。

俺だったらどう考えてももうちょっとあったかいところに住むと思う。

でも現実そこでずっと昔から生活している人がいる。

最初にそこに行こうとした人は多分俺みたいな変なやつだったんだろう。安定して同じところでのほほんと日々暮らすのが耐えられなくてもしかしたら北の方に行ったらめっちゃいいところあるんちゃうの?って感情が抑えきれなくなって旅にでたんだろうと思う。

 

他にも、太平洋のど真ん中にあるハワイに王国があったわけやん?その他にもモアイ像のあるイースター島とか大昔に人が住んでいたわけだけどその頃の航海技術では死ぬかもしれない旅やったわけやろ?最初に発見した人とかそこにそんな島があるかどうかもわからずに下手したら海が無くなって滝になっているかもしれんと思わんかたのかな?

 

何があるかわからんし、途中で嵐が来たらジエンドなのにそれでも行っちゃうわけやん?多分俺の遺伝子もそういうタイプの遺伝子が入ってると思う。同じ会社で上の人間の働き方とか見てたら想像できるやん?自分の未来が。正直大体の場合、全然夢も希望も無いわけやん。出世しても結局年収何千万も稼げるわけでもなく、ただ年取って終わる人生。そういうのに耐えられない。

 

安定できないタイプの人間はそういう先の想像が出来てしまう生き方が出来ないのだろう。だからこそ、誰も見たことのない世界を見るために冒険したり、よくわからない物を食ってみたりするわけだよ。最初にフグ食った人はなんで食べることが出来ると思ったのか?ちょいちょい今でもフグの肝食って死ぬ人いるけど多分俺もそのタイプやわ。

 

そういうタイプの人間が死にまくってたくさんの屍が積み重なった上を歩いて次の島にたどり着くことが出来ている。

 

そう考えると俺のこの変な性格も悪くないように感じる。完全に俺は社会不適合者だけど、失敗例として名を残すことが出来るかもしれない。