どうも10社以上を渡り歩いている者です。
最初の会社は一年持たず、2社目も1年ぐらい、3社目は頑張って3年持ったけど4社目は1ヶ月でクビ、5社目は1年、6社目は半年、7社目も半年、8社目は1年、9社目も1年、そして次10社目な感じです。
正直マジで3年以上同じ会社で働ける気がしない。
なぜ3年以上働ける気がしないというか実際に働けないのかちょっと考えてみよう。
派遣社員なのですぐクビを切られる
最近の4社は派遣社員になってからなのですぐクビを切られる感じです。私はIT技術者なので需要は多いものの必要無くなることも多くて社内ニート化しやすいのです。
会社としてはサイトリニューアルとかでとりあえず技術者が必要そうだなと思って雇うけど、一年も経てばリニューアルも一段落して次に何か仕事をさせようにもそんなに仕事がなくてコストだけはやたらかかるから一番最初に切ろうとなるのでしょう。
技術者の派遣社員は基本的に長く続けられない気がします。
ただ、コミュニケーション能力が強いとか、異常なほどスキルが高くて引き継ぎ要員がそう簡単には見つからないとか割とレアな人間なら長く働けてる感じです。
とあるところではスキルの高い派遣プログラマがやってる内容が社員には全く理解できず、プログラムの中身がブラックボックスになったのでクビにしたくてもクビに出来ないという状況が生まれてました。
まとまった休みが取りづらい
日本の会社ってなんでこんなに有給が取りづらいんでしょうね。優秀な社員の場合は有給を取って海外旅行に行くとかしてますけど、本当に極一部で他の多くの社員は休日出勤してもその振替休日すら取れずに働き続けてます。
夏休みもお盆休みが2日とかそんなレベルで働き続け、年末も28日まで働いて正月は4日から出勤とか…。
ワーカーホリックなのかなって感じですよ。そんなに働かないと生産性が落ちるってなんか日本って長時間労働でしかなりたてないのかなと思います。
私は1ヶ月とか2ヶ月とかまとまった休みを定期的に取って休みすぎて逆に働きたくなるまでだらだらしたいのです。
仕事をフルタイムですると録画しているドラマも消化しきれないし、やりたいことがたまりすぎて人生損している気分になってしまうのです…。それを全て消化するためにまとまった休みを取りたいのです。
なので1年で会社を辞めて1ヶ月ぐらい休んでやりたいことを消化するのが合ってるのでしょう。
コミュ障なので仲間意識が辛い
私は基本的に一人でいたい人間で、会社の仲間でいろいろしたりするのが嫌いです。
なんかやたらと今晩飲みに行こうとか言って誘われたりするのも嫌だし、気を使うのも嫌なので基本的に誰とも仲良くしようとしません。
仲良くしてしまうとなんか気が乗らないことでも行かないとなんか悪いかなとか行っといたほうがいいのかなと無理やり参加してしまい、結局クソつまんなくて行かなきゃ良かったと思うことしか無いです。
特に会社の人と行く飲み会ほどクソつまんないものはなく、一人で行きつけのバーへ行って飲む方が圧倒的に楽しいです。
いつものメンバーで集まるとクソつまんないいつもの話で何回同じこと言ってんだよって上司のクソみたいな擦られたネタを聞かされることになり、気を使って笑うのもただのストレスです。
ということで同じメンバーで毎回飲むのがクソ嫌いってわけでメンバーを固定させた集まりから逃げるために毎回会社を辞めるのです。
同じオフィスにずっと通うのが苦痛
いろいろなオフィスで働いてきましたが自分の理想のオフィスなんてものはありませんでした。
正直本当に理想のオフィスに出会えたらずっと通うのも苦痛ではないのかもしれません。ただ、職場というのは基本的に労働する場所であり、私の中ではどんな職場でも基本的に苦痛を与えられる場所なのです。
それを考えるともしかすると大工とか運送業とかが向いているのかもしれませんが私が選んでしまったのがIT関係という職種ですでに10年以上この仕事をしているため今更大工やら運送業をやろうとは思えません。
職種自体はそれほど嫌いではありませんが基本的に本社オフィス勤務であり、移動もなく一度働き始めたらずっとそのオフィスで働くことになるのです。
定期的に会社が移転するとかならいいですがそんな会社ありえないですね。
理想的な会社でも負の部分がどんどん嫌になる
いろいろな会社がありますが、パッと見、すごくいい会社でもどこか嫌なところはあるはずです。
私が前いた会社は働き方改革をしていてノー残業デーがあり、プレミアムフライデーもちゃんとやっていてラジオ体操とかもやってすごくちゃんとしている感じはありました。
ただ、猛烈に宗教みたいな感じで社員は信者のようになっていてノー残業デーにもかかわらず深夜まで残業をしている人もいましたし、社内イベントのために必死でサービス残業するのが当たり前のようになっていて正直派遣社員からしてみるとここの社員キラキラしすぎてて気持ち悪いなと思う会社でした。
他にもいい会社のように見える会社はたくさんありましたが、どこもなんか改善してほしいなと思える部分は必ずあり、どんどん嫌いになっていって辞めるパターンも多かったです。
一社目に関してはむちゃくちゃ好きな会社で新卒の時、この会社に入ると決めてホームページから本社に直接電話して面接のアポを取り内定を取るぐらい異常なやる気で入社した会社でした。就活ナビが全盛の時代にこういうやり方をする学生は少ないと思います。
そんなやり方をして入って、一年持たなかったですからね。入って見ないとわからない内部の問題点とか働いている人間のレベルの低さなどが嫌になるわけです。
まとめ
自分は完全に会社員不適合者だと思います。こんなに会社を渡り歩いている人間なんてそうそう見当たらないでしょう。
ただ、自分にはこの生き方が一番合っているように感じます。幸いにしてIT技術者の場合、今の時代それなりの給料をもらえる会社に転職し放題なので半年で辞めようが1年で辞めようが特に何のダメージもないように感じます。
同じような働き方をしている50代のおじさんもいますし、多分今後ずっとこの働き方でも大丈夫な気がします。
正直毎回転職するのがめんどいです。これからあと何回転職しなければならないのだろうと考えることもあります。
でも最近は派遣社員の場合、軽い面談だけで採用が決まるようになり、プログラマの場合、わざわざスーツを着る必要も無いですし、履歴書に関しても派遣会社のシステムに入力するだけで済むのでめちゃくちゃ楽です。
写真に関しても最近はアイドルと一緒に撮ってもらった笑顔のスナップ写真を切り抜いて使っても問題ないと言われましたのでそれを使っています。
本当に転職が楽になって転職人間の私には住みやすい世界が出来てきたなと感じます。
仕事を休む期間にしてもお金がちょっと足りないと思ったらスマホでアルバイトを探して数時間働くことも出来、その日の飲み代はその日稼ぐみたいなのも実現しています。
本当に同じ会社で働き続けられる人ってすごいです。
気軽に辞めて気軽に転職できる時代に同じ会社で働き続けて出世しようというのは私には到底出来ない働き方です…。
