芯まで腐ってる

もうとっくの昔にダークサイド

働きたくないからプロブロガーになったけど楽しくない件

芥川龍之介はこういう言葉を残している。

「人生は地獄よりも地獄的である」

意味は地獄は毎日辛い事ばかりだけど人間慣れてしまえばそれほど辛く感じなくなる。でも人生は楽しいことと辛いことが交互に来るから辛いことが辛すぎて地獄よりも地獄的だという意味。

 

ぶっちゃけほんと人生ってそういうもんなんだなと感じた。前、会社で仕事をしていた時は月曜日辛すぎて会社行きたく無さ過ぎた。毎日が日曜日ならいいのにといつも思っていた。満員電車に揺られて戦地に赴きクライアントの謎のクレームを受けたり意味がわからないぐらい回らない案件を泊まり込みでこなしたりが辛くて会社に行きたくなかった。

 

それが2年前にプロブロガーになってブログ収入だけで生きていくんだ!と決めて一生懸命ブログを書いた結果今では特に働かなくてもブログのアクセスは特に下がらないのでやる気が起きない時はブログを書く気にならないので何もしない。寝たきりである。

 

俺が思い描いていた働かなくても何の問題も起きないぐらい自動的に稼げる世界にたどり着いたのに毎日が面白くない。

 

思いつきで北海道に新幹線で行ってみたり、青春18きっぷであてもなく旅してみたり一日中池袋の公園でポケモン集めてみたり、昔は行けなかった黒毛和牛の焼肉屋で腹いっぱい肉を食ってみたり、洒落た六本木のクラブで遊んでみたりしても特に何も面白くないわけである。

 

2年ぐらいの自由気ままな働く必要のない世界を体験して得た結論は「辛いこと」がないと「楽しい」のレベルが下るということ。

 

一生懸命汗を流して運動してお腹が死ぬほど減るからご飯が美味いわけであってお腹がいっぱいの状態で高い焼肉食ってもさほど美味いと感じないわけである。

死ぬほど凍えて全身芯まで冷え切った状態で入る暖かいお風呂だから極楽を感じるわけだ。

 

そんなわけでこれからは人生に辛いを取り入れるためになんか頑張ろうと思う。筋トレとかだとありきたりでつまらないからサバイバル的な山登りをやってみたい。日本100名山全部登る旅ブログでも作るかな。