芯まで腐ってる

もうとっくの昔にダークサイド

金を稼いでも幸せになれない理由

よく行くバーには大企業のおえらいさんだという常連客がほぼ毎日来ている。

その人は会社の仕事が辛すぎて飲まなきゃやってらんないらしい。

 

誰もが知る大企業の役職のある人なのでそれなりの給料をもらっているのだろうが40代で独身である。

 

他にもこのバーにはいろいろな人が来ているがまぁそんなに安い店ってわけでもないので常連となるような人はそこそこの稼ぎがある人が多い。

 

そういう人を見ていてもお金を稼いでも幸せにはなれないんだなと思ってしまう。毎回のように飲みすぎて失態を晒している人など相当金持ちだしこの店で相当使っているのだが誰からも悪口を言われている。

 

正直、金ではセンスや信用は買えないし、金では幸せを買うことも出来ないのである。

 

年収400万円までは金で幸せになれる

年収と幸せの相関関係を調べてみると年収が400万円ぐらいまでは年収が上がるにつれて幸福度も上がるというグラフになる。

しかし、それ以降はグラフの伸びが著しく鈍化し、年収800万円になるとグラフは横ばいとなり2000万稼ごうが3000万稼ごうが幸福度が上がらないという研究結果が出ている。

 

なので、年収400万円に満たない人は頑張って金を稼げば幸福度が上る可能性がある。

 

ただ、それ以降は年収をどれだけ頑張ってあげても割に合わないということになってくるだろう。

 

いろいろな人を私は見てきたがタワーマンションに一人暮らししているおじさんは株でものすごく儲けてキャッシュでタワーマンションの高層階を買っていて某ECサイトモールの会社の正社員で社会的信用も高い。

家に呼んでもらってパーティーをしたのだが調度品はどれも高価で成功者の部屋って感じではあった。

だが、独身であり幸せそうには見えなかった。

 

徳を積むことで人は幸せを手にすることが出来る

ここまで読んだらわかると思うが金のために必死で働いても幸せにならないということである。

本当の幸せを手にする為に必要なのは徳を積むことである。

社会的に底辺の職種とされている介護の仕事だが、従業員の幸福度は非常に高いと言われている。同じく看護師の幸福度も非常に高い。

これは困っている人を手助けすることで人は充実感を得ることが出来、幸福度が上がるからだと言われている。

介護や看護の仕事は本当に困っている人がいて、毎日人助けを行うことが出来、感謝される仕事である。

 

もし、今幸せではないと感じている人がいるのなら、ぜひともボランティアに参加して欲しい。

自分からボランティアに参加した人は頼まれてボランティアに参加した人よりも幸福度が高いとの研究結果が出ているのでボランティアは自分から参加するほうがよい。

困っている人のために一生懸命頑張ればそれだけで幸せになり人生が充実していくことだろう。

徳を積めば積むほど人間的に魅力的になり、自然と人が集まってくるような立派な人物になり自然とお金に困るようなことはなくなっていく。

 

行きつけのバーに来るお客さんで一番人望があり、金持ちで愛されている人がそういう徳を積んだ人なので私もそうなりたいと思う。