不景気の足音が聞こえてきている。
すでにリーマンショックから10年近く経っていて、いつ不景気になってもおかしくない状態である。
今もすでに全然景気がいいとは思えないが政府の発表ではいざなぎ景気超えの戦後2番めに長く続く好景気だとのことだ。
確かに、有効求人倍率は上がっていて人手不足が慢性化しており、選ばなければ仕事がなくて生活が苦しいということにはなりづらい状況ではある。人手不足ということは仕事がたくさんあって、お金が沢山動いているということだ。
好景気というのはお金が動く時期であり、不景気はお金が動かない時期と考えると今は好景気なのは間違いない。
きっかけは消費税の増税
おそらく不景気がやってくるとしたら消費税増税のタイミングになると考えられる。なぜか?消費税増税前に不景気が来ると流石に消費税の増税が難しくなるため、政府は確実に消費税増税前に金融締め付けを行うことはないだろうという予想。
ただ、今のトランプと習近平をみているとそのタイミングまで世界の景気は持たないかもしれない。
すでに株価は乱高下を繰り返しているがそのうちリーマンショックレベルの大不況の引き金が引かれる可能性も感じる。
不景気になったら支出を減らそう!
不景気になると収入が大幅に減る可能性がある。なので支出を減らさなければ生活が破綻する可能性が高まるだろう。
今の支出を一度見直してどこにお金がかかっているのかなどをしっかりとみて削れる支出は全力で削る。
私はすでにブログバブル崩壊を経験しているので去年よりも今年の収入が200万円以上少なくなっている。
ただ、正直余裕で楽しく生活できている。それは無駄な支出を大幅に減らしたからである。
不景気が来る前に耐久消費財を買っておこう
好景気の内にとりあえず壊れづらい家電を買い換えておくと良い。大体10年で家電は買い替え時期になるということなので5年以上使っている家電は今のうちに買い替えておくと不景気の時にぶっ壊れて無駄な出費が増えなくて済む。
今の時期ならまだ不景気ではないのでヤフオクやメルカリで買い替えたものを売る時もそこそこいい値段で売れたりする。売るなら今のほうがいいということだ。
私の場合も、ブログバブルの時にパソコンやらテレビやらデスクチェアやらモニターやらかなりいろいろなものを経費で買い替えた。
ブログバブルが終わった今、10万円もするデスクチェアなど絶対買えないし、パソコンも安い低スペックのものしか買えなかっただろう。
金がある時に壊れにくいものを買っておけば貧乏になっても高スペックなものを使い続けることが出来るというメリットがあるので是非とも参考にして欲しい。
生活水準を上げるな
年収が多少増えたぐらいで高い服着たり、割高な外食ばかりしていたらお金が貯まらない。
お金を貯めておかなければ不景気が来た時に苦労する。
会社をリストラされた場合、転職活動期間中は貯金を切り崩すことになる。貯金が減っていくと余裕が無くなってきてブラック企業っぽい会社でもしょうがなく入るしか無くなってしまったりする。
ブラック企業に入ってしまうと身体を壊すまでこき使われるなど人生において大きな損失を起こす可能性があるだろう。
1年ぐらい余裕で生活できるだけの貯金があれば転職活動で焦ることもないので貯金というのはとても大切なのである。
貯金はいくらあっても十分とは言えない(10億あれば子供が死ぬまで働く必要がないので十分だが)ので贅沢するのは月に1回までと決めて普段は生活水準を上げずに生きていこう。
まとめ
もうすぐ不景気がやってくるのは間違いない。資本主義経済になってずっと好景気と不景気が繰り返されて今があるからである。
その不景気がもう直ぐ側まで来ていると感じる今、不景気に備えておくことはとても重要なことだと思う。
私はすでに2年前にバブルを経験したおかげで不景気を絶賛味わい中なのだがそれでも好景気のときの貯金で楽しく生きていくことが出来ている。
特に家具家電は不景気になっても好景気のものを使い続けることが出来るのであの時買っといて本当に良かったと思っている。
今はこの家電が壊れるまでにまた好景気になるのを祈る毎日だ。