芯まで腐ってる

もうとっくの昔にダークサイド

金持ちは更に金持ちになり、貧乏人はずっと貧乏

今の会社に入って1ヶ月以上働いてわかるのがマジで世の中金が有り余ってるところがあるってことだろう。

 

今日も営業が2億の案件を受注していた。

 

なんの案件かというと仮想通貨のマイニングマシンの受注である。最近ビットコインがまた100万円を超えたと大騒ぎになっていたがそれを採掘するビジネスである。

 

マイニングマシンは電気代がかかるので日本では使わない。主にインドやその周辺の電気代が日本の10分の一以下の国において動かすことにより、ビットコインを生み出して金を儲けるのである。

 

マイニングは毎月大体投資額の5〜10%の仮想通貨を生み出すので頃合いを見計らって現金化してもいいし、ずっとそのまま仮想通貨を持っておくことも出来る。

 

一般人でもこのビジネスに参入することは出来るがマイニングマシンは1台50万円以上する。なので50万円持っていない貧乏人はマイニングに参加して非常に有利な投資に参加することが出来ないのである。

 

こういう非常に美味しい儲け話って大体裏の世界で話が進んでいて、うちの営業は大阪からほぼ毎週六本木や西麻布に出かけて顧客を見つけてくる。

社長は週の半分は東京にいる。そして大体接待ゴルフしてる。

 

他にもこの会社は色々なビジネスをやっているが非常に儲けの大きい隙間産業で生きているので粗利がおそらく相当すごいと感じる。

なぜその会社の仕事を取ってこれるのか?というような大企業の案件や公的機関の仕事が大量に押し寄せてくる。

 

そのおかげで私は大阪という時給の安いエリアにおいて、時給2000円近くもらいながら働くことが出来、毎月30万ぐらい稼ぐことが出来ている。残業ゼロでである。

 

正直私の仕事の出来なさはひどくてトラブルしか起こしてない。35歳だが5年ぐらいプロブロガーをやっていたおかげでIT業界について行けてない浦島太郎状態である。

 

まぁその前に10年近くデスマーチを乗り越えて生きてきたからその経験が買われてるのだろうけど。

正直最近バイトで入ってきた若い人がnode.jsとgulp使って自動的にhtmlファイルをコンパイルしてておじさんは、え?何これ?魔法?ってなってるけどね。

phpすらよくわからないまま生きて来たテーブルレイアウトおじさんはcssのflexboxがこんなにポピュラーに使われるようになっていることに対しても超絶驚いているのに…。(その結果わけのわからないクライアントのandroidで表示むちゃくちゃというバグの修正に追われたのだが)

 

この前まで1400円で怒鳴られながら仕事して木曜日会社行きたくないとか言ってたのがとても懐かしい。今は毎日なんやかんやで忙しくて疲れるけどダラダラやってミスってトラブっても特に怒られないし、納期も今週無理なら来週でいいよ〜みたいな緩さがあるしなんかほんといい仕事見つけたもんだよ。

 

ってことで金持ちとつながっとけば貧乏人でも幸せって結論に至りました。