37歳で独身で非正規雇用。先月の給料の手取りは20万円だった。
でも実に楽しく生活することが出来ている。
高収入な社長が精神病
私がよく行く安いバーの常連に超金持ちの社長が来る。その社長が安いバーに来る理由は早く開くから次に行く店までの暇つぶしらしいがマジで金遣いが荒い。
女の子に何十万も払ってコスプレ写真撮らしてもらったとか愛人倶楽部に登録して可愛い子とデートしてきたとかそんな話を聞かされる。
どんな女もレンガ（1000万の束）3つ見せたらホテルについてくるとか金持ち自慢がすごい。
ただ、この社長は奥さんを亡くしてから精神的に不安定で精神病院に行っているし、それでもどうにもならずに最近宗教に頼るようになったらしい。
こういう人をみていると金で幸せを買えないというのは本当なのだろうと感じる。
暇は無味無臭の劇薬
こういう言葉があるが本当にそうだと思う。暇のせいで無駄なことを考え、悩み、苦しみ、変な行動に走ってしまう事が多く見える。なにか熱中出来るものが有れば余計なことを考えること無く、毎日一生懸命頑張って寝るを繰り返して幸せな生活を送ることが出来る。無駄なことを考える暇な時間を減らすことが重要だろう。
仕事は遊びみたいなのを選ぶ
仕事がしんどすぎて幸せではない人が多いように見える。私の場合、HTMLとCSSのコーディングという仕事をずっとしてきている。渡されたデザインデータをひたすら動くようにするだけの仕事。正直誰にでも出来る簡単な仕事である。なのでとても楽。
毎日パズルゲームやってる感じでいつの間にか一日が終わる。この仕事はほぼ趣味みたいなものなのでIE11のバグにハマる時以外はブチ切れることがほぼ無い。
たまに意味のわからないデータベース移設とかやらされそうになって何故かVPSの設定まで俺のマターに入れられてたりするけど派遣社員なので別の人に振ってくださいって言えば逃げることが出来る。社員だったら多分無理。
本当にやりたいことだけ出来るのが派遣社員の素晴らしいところだと思う。決して賃金は高くないがストレスのかかる作業を外注してると考えるとものすごくコスパがいいと思う。
趣味はインターネット
昔はいろいろな趣味があってけっこう大変だった。週末は誘われて釣りに行ったり、フットサルをやったり、合コンやらイベントなんかにも参加させられた。その頃は合コンだったら8000円ぐらい使うし、釣りだったりフットサルだったら交通費で4000円とか使って他にも入場料とか施設利用料とか経費が結構かかっていた。
ただ、今は友達がみんな忙しくなったりコロナだったりで今年に関しては一回しか遊びに行っていない。それ以外はずっとインターネットしている。
インターネットの素晴らしさは定額で遊べることで、アマゾンプライムに入れば年間5000円でアニメ見放題だし、映画も見放題。毎日家に帰ってアニメ見て寝る生活を送っている。
ゲームも課金しなければひたすら無料で気づくと圧倒言う間に暇が潰れてるし、マンガアプリも無料で漫画を延々読み続けることが出来てしまう。
動画もアマゾンプライム以外にティーバとかギャオとかいくらでも無料のがある。
はっきり言ってインターネットを趣味にすれば恐ろしいぐらい金を使わずに毎日楽しく過ごせるのである。
収支は常にプラス
手取りが20万円でそこから家賃65000円とインターネットの光料金とスマホの代金合わせて18000円と光熱費8000円と食費2万円と雑費2万円とバー2万円と保険（個人年金・健康保険など）3万円をひいても19000円残る計算になる。
常にプラスとなっているわけだ。正直9月の手取りが20万円だった理由はお盆休み4日間マイナスだったからであり、通常手取りで25万ぐらいはある。休みのない月などは手取りで28万円ぐらいある時もあるので相当余る。
低賃金でも一生楽しめそう
こんな感じでほぼストレスを感じずに毎日過ごし、暇は全てインターネットで埋め尽くし、金を使わない生き方を出来ている。
結婚して子供とかいると生活費はもっとかかるわけだし、車とか家のローンとかかかってきて更に子供の教育費などを考えると派遣社員など到底生活が成り立たないだろう。
私はそういう部分を全て犠牲にすることによって自分と自分の周りの人が楽しい人生を手に入れる事ができている。
人は多くのものを手に入れたがるが全て手に入ることはない。何かを手に入れるには何かを犠牲にする必要がある。
何を手に入れたいか、何が一番自分に必要なのか？それを見定める事ができれば低賃金のおじさんでも金持ちの社長より幸せに生きていくことが可能なのである。
